こんにちは。グラフネットワークのGenです。
皆さんは”電動スケーター”という乗り物に乗ったことはありますでしょうか。
アメリカ合衆国のカルフォルニア州サンフランシスコ界隈では今、
スタートアップ3社(Lime, Spin, Bird)による電動シェアスクーターの貸出サービスが流行しています。
貸出というと、
ショップへ足を運んで借りる。
↓
使用した後はわざわざ返しにいかない。
というイメージがありますが、これらのサービスはこの”面倒臭い”イメージを払拭しています。
2018年の3月ごろから始まったこのサービス、良くも悪くも注目を集めています。
上の写真のように、街中のいたるところに電動キックスケーターが置いてあり、
スケーターのハンドルに記載されているQRコードから専用アプリをダウンロードしてから登録するだけで3分もかからず、すぐに乗ることが可能です。
今回はLime社のスケーターに初挑戦しました。
アプリにてUnlockを選択すると、スケーターのロックが解除されます。足で蹴って助走をつけた後に、右手のレバーを押すことで自動的にスケーターが進み始めます。
左手にはブレーキがついており、初めての方でも直感的に操作が可能です。スピードはロードバイク並に出るので、最初は操作にとまどってコケたりもしましたが、慣れるとかなりの爽快感が味わえます。
”移動そのものが楽しく感じられる”というこの体験は、とても魅力的なサービスではないでしょうか。
気になる料金ですが、Unlockにつき$1+$0.15が1分間ごとに加算されていきます。かなりゆっくりと移動したのですが、それでも$3ほどしかかかりませんでした。
UberやLyftといった車のシェアライドサービスよりも安くて、渋滞待ちもないのでストレスがなく便利です。
スケーターに乗った後は、駐車場など人の邪魔にならない場所にて停めてから、ロックボタンを押すことで精算になります。乗り捨てができる気軽さこそが、このサービスの最大の魅力だと感じました。
しかし、現在サンフランシスコではこのスケーターが合法か非合法かで議論されています。歩行者にとっては邪魔になりやすいかもしれないことと、安全性についての可否が主な争点です。
今後、一人一人がどうスケーターを安全に扱っていくように教育をしていくか、企業の戦略が問われています。